ラムネの瓶に沈んだビー玉の月

約束の日の朝。朔たちと喧嘩別れをしてしまった健太は、冷静さを欠いていた昨日の自分を思い出し、ひどく後悔していた。今の自分にできることは、せめてこの3週間に意味があったと証明することだ——そう決意して、かつての友人たちと対面する健太だったが、何を話しても、返ってくるのは悪意に満ちた返事ばかりで、昔のチャットメッセージまで持ち出されてしまう。気丈に振る舞っていても、徐々に擦り減っていた健太の心は、どうしようもないくらいに折れかけて……。
脚本
裕夢、荒川稔久
絵コンテ
德野雄士
演出
安藤貴史
総作画監督
枡田邦彰
作画監督
大野 勉 (Atelier Gokujou) 、佐々木美穂 (Atelier Gokujou) 、陳 逸瑋 (Nichi Studio) 、鄧 遠芳(Nichi Studio) 、岡本恵里香